2021年6月25日午前10時30分~、信州安保法制違憲訴訟について、判決が言い渡されました。
結論は棄却判決で、違憲判断に一切触れないものでした。判決書を掲載致します。
私達の主張に全く耳を傾けない内容で、司法の役割を果たさない「不当判決」と評さざるを得ません。
抗議声明を発しましたので、以下をご覧下さい。
本件について、東京高裁に控訴し、訴訟の場での闘いを継続していきます。
引き続きご理解とご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
信州安保法制違憲訴訟の会は、平成27年9月に成立した安保法制が憲法9条や立憲主義に違反した違憲立法であり、市民の平和的生存権や人格権などを侵害するとの判断のもと、立憲主義を守り、平和主義・国民主権・基本的人権の尊重といった憲法の理念を守るため、安保法制についての違憲判断を裁判所に求めることを考え、立ち上がりました。
この会への所属は、護憲派・改憲派の別を問いません。
また、党派や主義、思想も問いません。
国を治める根本は憲法です。その憲法をないがしろにする動きは許されない。憲法に反する立法を行いたいのであれば、正面から憲法改正手続を取るべきです。
その手続を経ることなく、国や行政が憲法を無視した行動を取ったのですから、三権分立の最後の砦である司法にその違憲性の判断を求める。
この会は、その一点で集まる会です。
この思いを共通にする多くの方のご参加を是非ともよろしくお願い致します。
※現在、原告募集は行っておりません。
裁判傍聴、集会への参加、本裁判の情報の拡散など、様々な形でのご参加をよろしくお願いいたします。
信州安保法制違憲訴訟の会